【8月27日 AFP】(一部更新)新型インフルエンザA型(H1N1)に感染して死亡した人の半数以上が若年成人だったとの調査結果を、欧州疾病予防管理センター(European Centre for Disease Prevention and Control、ECDC)傘下の監視機関ユーロサーベイランス(Eurosurveillance)が今週発表した。
調査は、フランス国立公衆衛生監視研究所(French Institute for Public Health Surveillance)のフィリップ・バルボザ(Philippe Barboza)博士が主導。7月中旬までに新型インフルに感染して死亡した世界28か国の574人について分析した。
すると、国や大陸によってかなり違いがあるものの、死者の51%は20-49歳との結果が出た。また、糖尿病患者や太りすぎの人も致死率が高いことが明らかになった。一方、子どもや高齢者の致死率は当初指摘されていたほど高くなく、60歳以上ではわずか12%と、通常の季節性インフルエンザと大きく異なる結果となった。
ただ、妊婦の死亡リスクが高い点は、新型と季節性に共通している。
調査によると、新型インフルでは感染者1000人に6人の割合で死者が出ており、これは季節性の2-3倍にあたるが、1918年の大流行(いわゆるスペインかぜ)に比べると大幅に少ないという。ただし研究者らは、より正確な「致死率」の算定には時期尚早とも指摘している。(c)AFP
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